【小児歯科のよくある疑問】上唇小帯とは?太いまま放置して大丈夫?切除した方がいい? | 浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニック

浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニック

新型コロナウィルス対策について

【小児歯科のよくある疑問】上唇小帯とは?太いまま放置して大丈夫?切除した方がいい?

投稿日:

カテゴリ: 小児歯科 歯科コラム

上唇小帯とは?

「上唇小帯が太いね」

「上唇のスジがきついね」

など、赤ちゃんの検診で言われたことありませんか?

上唇小帯(じょうしんしょうたい)とは前歯の中央にあるスジのことです。この上唇小帯は低年齢のときには太く、徐々に細くなってくるものです。

しかし、上唇小帯が太いまま残る場合があり、前歯がすきっ歯になりやすい、歯磨きがしにくいなどの様々なデメリットがあるため、太いまま残っているのであれば、切除を推奨いたします。

今回は、上唇小帯が永久歯が生えてきたときに太いまま残っていると起こる影響やその治療法についてお伝えします。

◇上唇小帯とは・・・

上唇小帯とは、上唇と歯茎を繋いでいる上の前歯の中央部にある「スジ」のことです。

 

1歳半検診の時に太さなどを指摘されることが多いです。2歳くらいまでは上唇小帯の幅が広く、歯と歯の間に入り込んでいることがよくあります。成長とともに歯茎の上の方に移動し、幅も狭くなっていきます。

上の前歯が永久歯に生え替わってからも、歯と歯の間に小帯が入り込んだままになることがあります。この場合、歯並びに影響することもあるため、上唇小帯を切除することがあります。

上唇小帯のくっつき方が周りに悪影響を及ぼすようなときに上唇小帯付着異常(じょうしんしょうたいふちゃくいじょう)と言います。

 

上唇小帯が太いことによって起こりやすい3つのこと

「上唇小帯を切った方がいいですね」と言うお話をすると、「切るのは可愛そうなので、このままでもいいですか?」と言われることもあります。

「切る」と聞くと痛そうで、問題ないのであれば何もせず様子をみたい親御さんも多いと思います。

しかし、上唇小帯が太い・キツイことで歯並びや歯ぐきなどに影響が出てくることがあります。状況によって、このままで良いのか切った方が良いのか判断していきます。

 

上の前歯と前歯の間に隙間ができる

上の前歯と前歯の間に隙間ができる

永久歯の前歯の歯と歯の間に入り込んだ上唇小帯が、前歯に隙間を作ってしまいます。前歯がすきっ歯の状態になり歯並びを悪くします。早めに上唇小帯を切ってあげることで、成長とともにすきっ歯が改善されることもあります。その場合は、歯科医師と相談して上唇小帯を切る時期を決めていきましょう。

全ての上唇小帯がそのようになるのではなく太く残っていても隙間を作らない場合もあります。

歯ぐきが腫れやすい

上唇小帯があることによって歯と歯茎の間に隙間ができます。歯磨きやフロスがしにくく、汚れが溜まりやすい状況になります。歯ぐきが赤くなり、風邪や熱を出した時など免疫力が低下すると腫れやすくなります。

お子さんが自分で歯磨きをするだけでは、管理ができないと思います。親御さんの仕上げ磨きを徹底するようにしていきましょう。

 

歯磨きがしにくい

上唇小帯が歯ブラシに当たると痛がって、仕上げ磨きを嫌がるお子さんも多いです。だからといって、無理やり仕上げ磨きをするのは歯磨き嫌いの原因になります。

仕上げ磨きをするときのポイントは、上唇小帯を指で覆い、歯ブラシが当たらないように歯磨きをすることです。上唇小帯をカバーし、歯ブラシが当たらない工夫をしていくと痛がることなく歯磨きができます。

また、歯磨きは優しい力で磨くだけで、歯に付いた汚れは十分に落ちて行きます。仕上げ磨きをする際には、ゴシゴシと力いっぱい磨かないように気をつけましょう。

 

上唇小帯は切除する時期について

上唇小帯は切除する時期について

上唇小帯は年齢とともに顎が成長し、細く短くなってきます。成長とともに、上唇小帯による影響がなくなることもあります。

また、お子さんは転んだりぶつかったりなどの外傷により自然に切れてしまうことも多いです。そのため、上唇小帯を乳歯の時期に切除することはほとんどありません。

前歯の永久歯が出始めても上唇小帯が太いままの場合、永久歯の萌出(ほうしゅつ)を邪魔したり、永久歯の前歯の歯と歯の間に隙間を作ったりすることがあります。その場合は、上唇小帯を切除することをおすすめいたします。

※萌出とは、歯が生えてくること。

この時期に切除することによって自然に歯並びが改善することがあります。良いタイミングで上唇小帯を切除することで、歯ぐきや歯並びにとっても良いですし、治療後の治りも早いです。

 

永久歯に生え変わる時期に上唇小帯が太いままなら切除の検討を

上唇小帯が太くてもすべての人が歯並びが悪くなるわけではありません。歯並びを気にしないのであれば切除しないという判断もあります。歯科医師とよく相談し、今後の状況を把握し判断していきましょう。

 

赤ちゃんの上唇小帯が太いのは当たり前です。歯ブラシさえ気を付けていれば、痛がることもなく、普段の生活に問題がでることもありません。

永久歯の前歯が生えてくる時期に必要であれば、上唇小帯を切除するか検討していきましょう。もし、気になるところがありましたらお気軽にご相談ください。

 

浦和で小児歯科をお探しの方は、浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニックまでご連絡お待ちしております。

浦和もちまる歯科 インビザライン

トップへ戻る