【歯周病菌】タイプ別で病原性のあるなしを解説します | 浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニック

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【歯周病菌】タイプ別で病原性のあるなしを解説します

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カテゴリ: 虫歯・歯周病ケア

こんにちは!

今日は歯周病を引き起こす原因となる歯周病菌についてお話していきます。

昔は歯石除去をすることで歯肉の状態が改善することが多かったため、歯周病になる原因は歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石であると考えられていました。

しかし最近はバイオフィルムが原因であるとされています。

バイオフィルムはプラークともいいます。

歯石自体には強い歯周病原性はありませんが、そ造の歯石表面はバイオフィルム形成の格好の場所となるため、歯周病の発症・進行が促進されます。

歯石のほかには不適合修復物・義歯・矯正装置・歯列不正・食片圧入などもバイオフィルム形成を促進する因子になりなす。

バイオフィルムとは、生きた細菌の塊です。

バイオフィルムの中の細菌種には個人差があり、どんな種類の歯周病菌がいるのかで病原性が変わってきます。

歯周病の原因菌のいないバイオフィルムは、たくさん付着していても病原性はあまり高くありません。

歯周病の原因菌はレッドコンプレックスと呼ばれる

・Porphyromonasu gingivarisu

・Tannerella forsythia

・Treponema denticola

の3菌種になります。

中でも病原性が一番高いのはP.gingivarisuです。

この菌は18歳頃より口腔内に定着し始めます。

子供の頃には口腔内にはいない菌なので、大人になってからどこからか唾液感染して歯周組織に住みつくのです。ですが、感染してすぐに歯周病を起こすわけではありません。歯周病の好発時期である中年期まで長い年月歯周組織でじっと発症の時期を待っています。

 

発症させないためにはご自身でお家でのブラッシングをしっかり行い、定期的に歯医者さんでの定期健診を受けるようにしましょう!

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