虫歯にも関係する口の乾燥(ドライマウス)とは⁉
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こんにちは、浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニックです。
今回は口腔乾燥のついてになります。
目次
乾燥で起こる弊害とは
「口腔乾燥症」による変化
年齢を重ね、高齢になり内服薬が増えると薬の副作用などにより唾液の分泌量が低減します。
しかし、ドライマウスは今は高齢者だけの問題ではありません。
ストレスや精神的に疲れがたまり自律神経乱れるでお口の中が乾燥してしまう事があります。この様な現象が起きた時にお口の中でどんな変化がみられるのかお伝えします。
症状
どんな時にみられるのか
1、お口の中がカラカラ乾く
2、唾液がネバネバする
3、食べ物が飲み込みにくい(特に乾いたもの)
4、味が分かりにくくなる(味覚障害)
5、入れ歯が入れにくくなる
6、歯垢(プラーク)が付きやすくなる
7、口臭が気になる
8、口の中が赤くなり、ヒリヒリとした痛みがある
9、舌の表面がひび割れる
10、虫歯が出来る、歯周病が進行する
など様々な症状が出て来てしまいます。
虫歯が出来る原因は慢性的に口腔乾燥してしまうと唾液が少ないことで、食べたものや歯垢が洗い流されず、歯の表面に歯垢が増えてしまいます。歯垢は細菌の塊なので酸性により歯を溶かしますが、唾液が少ないため再石灰化も不十分になってしまいます。
そのため、虫歯、歯周病が進行したり、口臭の原因となることがあります。
他にも味覚障害を引き起こすと塩分の調整が出来ずに知らない間に濃い味付けになってしまい塩分を必要以上に摂取し、体を壊してしまいます。前回でもお伝えさせていただきましたが、唾液の分泌量が減少していまうと食事をする事も一苦労となってしまうのでなぜ減少してしまうのかみていきましょう。
原因
唾液はなぜ、どうして減少してしまうのか
年齢によるもの
加齢によってもドライマウスは起こります。
加齢により、お口の周りの筋力低下や筋肉の萎縮が起きると唾液量の低下が起きます。
硬いものを食べずに柔らかいものばかりを食べると咀嚼する回数が減少し、より唾液が出にくくなりドライマウスになってしまいます。
薬剤の副作用
花粉症やアレルギー症状の時に使用する抗ヒスタミン薬は、鼻水を止めるだけではなく、唾液の分泌も止めてしまうためお口が乾燥してしまいます。
また抗ヒスタミン薬の他にも、風邪薬、抗うつ剤、鎮痛剤、胃腸薬等にも唾液分泌を減らしてしまう副作用があります。
薬を服用し始めて感じるのであれば、薬が原因かもしれません。
病気によるもの
シェーグレン症候群と呼ばれる涙や唾液を作っている臓器を中心に炎症を起こす全身性唾液腺であり、乾燥を引き起こす自己免疫疾患でもドライマウスは起こります。
また糖尿病が重症化すると血糖値が高くなり、糖を含んだ尿が大量に出てしまうため脱水症状を引き起こし、口、喉の渇きやドライマウスを感じることもあります。
口呼吸
口呼吸を続けていくと唾液が蒸発してしまうので、乾燥しドライマウスの原因になります。
鼻炎などが原因で鼻呼吸がしにくい方は口呼吸になりやすいため、鼻炎に対する治療も必要になります。
口呼吸の人は乾燥してしまい、虫歯にもなりやすいです。
唾液を出すためには様々な方法がありますので次回、お伝えできればと思います❁
セルフケアの観点とプロフェッショナルケアの観点から一緒に口腔内の健康を保っていきましょう。
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