フッ素(フッ化物)って何が良いの?

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こんにちは、浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニックです。
今回は一般的な呼び方のフッ素(フッ化物)についてになります。市販の歯磨き粉にも含まれている事が多いフッ化物はどうして安全なのか?どうして歯科予防として使われているのか?のお話になります。
目次
フッ化物のデメリットとは
身体の変化はどのように?
まず、はじめにどんなに安全と言われている食べ物やサプリ等の種類の成分であっても、過剰摂取をしてしまうと中毒症状や身体異常が出てしまう。のが大前提になります。何を摂取したとしても、それぞれ摂取する用途、容量はしっかり守っていきましょう。
フッ化物は一度にたくさん摂取してしまうと身体症状(悪心、嘔吐、下痢など)や中毒症状を引き起こす可能性があります。しかし、容量を守った使用でフッ化物入りの製品や歯みがき剤、洗口液などにより副作用が発現したという報告はありません。
ただし、お子様が誤飲して大量に飲み込んでしまわないよう、歯みがき剤や洗口液は手の届かないところに保管する事が大事です。過去にはお子様がご自宅、一人で大量に誤飲してしまい過剰摂取となる事件はありましたので気をつけていきましょう。
フッ素のメリットとは?
フッ素とは何なのか?
フッ素とは単体の記号のものであり原子番号9 の元素であり、フッ化物はフッ素を含む化合物です。
フッ素自体は自然の中に多く存在し、人は日常的に触れており海水には1.3ppmの量が含まれ、海水にも含まれているという事は海水中で暮らす魚、海藻、土(200~300ppm)が含まれています。人が飲む水、食品にも存在するためとても身近な存在と言えます。フッ素はフッ素単体で存在はしなく、何かとくっつき鉱物に化学反応を起こさせることでフッ素のみを取り出すことができます。
先日歯科医院でも使用されている「フルオールゼリー」ですが9,000ppmであり、少量を歯の表面に塗布を行いますが1回の塗布後の口腔内残留フッ化物量は、1~3mgとごく僅かになります。フッ素塗布は非常に安全であり、虫歯予防の効果を最大限に発揮するためには、正しい方法での使用が重要です。
フッ素の役割とは
どんな作用があるのか?
1、歯の脱灰を抑制する
歯の再石灰化、フッ素が歯に作用すると歯質はフルオロアパタイトという非常に安定した結晶構造を持つようになり、歯質は強化され酸に強くなり、虫歯になりにくい歯になります。
2、細菌による酸化を抑制する
唾液中のカルシウムやリンをより結合させます。虫歯の進行を遅らせたり、初期虫歯では改善する事もあります。
3、抗菌・抗酵素作用
虫歯菌(歯垢)の出す酵素によって酸が作られないようにしたり、フッ素自身が抗菌作用を示します。
大人の歯磨き粉では最大1450ppmのフッ素、お子様の歯磨き粉は最小1000ppmなので 定期的に歯科のフッ素を塗布する事でエナメル質が強化されますのでしっかりと健診を受けて頂ければと思います🌸
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