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矯正治療の定期検診、何をするの?通う意味と通院頻度を徹底解説

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カテゴリ: インビザライン スタッフの日常 スタッフブログ 歯科コラム 歯科矯正

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こんにちは、浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニックです✿

矯正治療を始めると、定期検診や毎回の通院に関して疑問を抱かれる方も多いのではないでしょうか。矯正は装置をつければ終わりではなく、治療の進行状況に応じた調整や確認を重ねていくことで、理想の歯並びと噛み合わせが得られます。この記事では、矯正の定期検診で行う内容、通院の頻度、そして検診を怠った場合に起こりうるリスクについて詳しく解説します。矯正治療を安心して進めるために、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

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▼矯正の定期検診とは?

 

◎治療の進行に欠かせない「調整」と「確認」

 

矯正治療の定期検診とは、装置が適切に機能しているかを確認し、必要に応じて調整を行うための通院です。矯正は歯の移動を段階的に進める治療であり、力のかけ方や歯の動き方をコントロールするには、医師による継続的な経過観察が不可欠です。

 

◎矯正の定期検診で行う内容とは?

 

定期検診で行う内容は、使用している矯正装置によって異なりますが、主に以下のような処置が行われます。

 

【ワイヤー矯正の場合】

 

・ワイヤーの交換・調整

歯の移動に合わせて、ワイヤーの太さや形状、締め具合を変えていきます。

 

・ブラケットの状態確認

ブラケットが外れていないか、接着が弱まっていないかを確認します。

 

・口腔内の衛生チェック

虫歯や歯茎の炎症が起きていないか、清掃状態が良好かを確認します。

 

・ゴム(顎間ゴム)の指導

必要に応じてゴムの使用方法や装着時間について指導します。

 

【マウスピース矯正の場合】

 

・新しいアライナーの受け取り

次の段階のマウスピースを受け取り、装着方法を確認します。

 

・アライナーの適合チェック

きちんとフィットしているか、歯の動きと合っているかを確認します。

 

・アタッチメントやIPRの処置

必要に応じて歯にアタッチメントを装着したり、歯の表面を少し削るIPR(歯間削合)を行ったりします。

 

・装着状況の確認

装着時間が守れているか、使用に不安がないかをヒアリングします。

 

これらの検査や処置を通して、矯正治療を安全かつ確実に進めていきます。

 

▼矯正の定期検診の頻度について

 

◎ワイヤー矯正の通院頻度

 

ワイヤー矯正では、一般的に4週間に1回程度の通院が推奨されます。これは、矯正力を加えるワイヤーが時間の経過とともにその弾性力を減少させるためです。矯正における歯の移動は、主に歯根膜に生じる圧力・牽引力により、歯槽骨の吸収と添加が交互に起きることで進行します。この力が弱まると、歯の移動が停滞したり、不要な方向にずれてしまったりする可能性があります。

 

定期検診では、ワイヤーの交換や再調整に加え、ブラケットの接着状態の確認、口腔衛生のチェック、歯肉炎や歯根吸収といった副作用の早期発見も行われます。特に成長期のお子さまや、歯の移動が早いタイプの患者さまでは、歯の動きに柔軟に対応するため、より短いスパンでの管理が必要になることもあります。逆に、歯周組織の状態が芳しくない場合には、治療を一時中断して歯周安定化を図るケースもあります。

 

◎マウスピース矯正の通院頻度

 

マウスピース型矯正(たとえばインビザライン)は、通常1カ月に1回の通院が目安となります。これは、治療の進行管理を患者さまご自身で行える「ステージング(段階的移行)」が可能であるためです。アライナーは各ステージで歯の移動量が細かく設計されており、1〜2週間ごとに次のマウスピースに交換していくことで、継続的な歯の移動が実現されます。

 

ただし、この方式が成立するためには、1日20~22時間以上の装着が確実に守られていることが前提です。実際の通院では、歯の動きの進捗状況、アライナーの適合状況、アタッチメントの脱離の有無などを評価し、必要に応じて追加アライナーの再設計や、歯間削合(IPR)などの処置を行います。

 

また、患者さまの協力度が治療成否に直結するため、装着時間が守られていない場合には歯の移動が遅延・停止し、予定通りに治療が進まなくなるリスクもあります。このような事態を防ぐためにも、たとえ装置が目立たず自宅で管理できる治療法であっても、定期的な医師のチェックは欠かせません。

 

 

▼矯正の定期検診を怠るとどうなる?

 

【1】歯の移動に異常が生じるリスク

 

矯正治療では、歯根膜という歯と骨の間にある薄い膜を介して、歯を骨の中で少しずつ移動させていきます。この移動は、適切な矯正力がかかって初めて、コントロールされた方向とスピードで進行します。定期検診を受けずに矯正装置の調整を怠ると、この力のバランスが崩れ、歯が予定とは異なる方向に傾いたり、回転したりする可能性があります。結果として、理想的な噛み合わせ(咬合)が得られず、咀嚼機能や顎関節に悪影響を与えることもあるため、適切な管理が必要です。

 

【2】う蝕(虫歯)や歯周病の進行リスクが高まる

 

矯正装置は歯面の清掃性を低下させるため、口腔内にプラーク(細菌性のバイオフィルム)が付着しやすくなります。プラーク中の細菌は酸を産生して歯質を脱灰し、虫歯の原因となります。また、歯肉辺縁に炎症を引き起こせば歯肉炎へと進行し、放置すれば歯周病へと進展する可能性もあります。とくに歯列矯正中は歯肉が腫れやすく、歯周ポケットが深くなりがちです。定期検診では、プラークの染め出し、プロフェッショナルケア(スケーリングなど)、歯磨き指導を通じて、これらの疾患の早期発見と予防を行うことが重要です。

 

【3】矯正装置の破損・不適合を見逃す

 

矯正装置のトラブルは、患者さまご自身では気づきにくいケースが多くあります。たとえば、ブラケットが外れていても痛みがなければ放置されがちですが、その部分の歯は移動が止まり、全体の歯列にズレが生じる原因になります。また、マウスピース矯正においては、アライナーが変形していたり、適合不良を起こしていたりすると、歯の移動計画が崩れる可能性が高まります。これにより治療効果が不十分となり、再治療が必要になるケースもあります。定期的な診察により、装置の破損や不具合を早期に発見し、迅速に対応することが、成功率を高める鍵となります。

 

【4】治療の長期化および費用負担の増加

 

矯正治療は、本来であれば1年半〜3年程度で終了する計画が立てられますが、定期検診を怠ることで治療の進行が停滞し、予定より大幅に長引くことがあります。さらに、矯正中に虫歯や歯周病が進行して治療が必要になれば、その間は矯正を一時中断しなければならず、治療期間だけでなく総費用も増加する傾向にあります。矯正治療は「計画的に進めること」が最も重要であり、そのためには通院の継続が不可欠です。

 

 

▼まとめ

 

矯正治療の定期検診は、単なる「経過確認」ではなく、治療を安全に・計画通りに進めるための大切なプロセスです。装置の調整、口腔内の衛生管理、トラブルの早期発見など、患者さまの歯の健康を守りながら理想的な歯並びを実現するために欠かせません。ワイヤー矯正では月に1回、マウスピース矯正では1カ月に1回程度の頻度で通院していただくことで、スムーズな治療を進めることができます。矯正中の不安や疑問があれば、遠慮なくご相談ください。

浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニックでは、患者さま一人ひとりに合わせた丁寧なサポートを行っております。

 

 

 

 

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