歯医者で処方されるお薬にはどんなものがあるの?
こんにちは!
今回は歯医者で処方するお薬について説明いたします。
痛みがある場合、歯ぐきが腫れている場合、口内炎ができた場合など色々なケースで処方されます。
よく処方されるお薬を紹介いたします。
目次
痛み止め
当院では、ボルタレン、ロキソニン、カロナールの3種類のご用意があります。
歯に痛みがある時、痛みが出る可能性がある時、抜歯をした後、外科処置後などに処方します。
痛み止めは消炎鎮痛剤といい、痛みを鎮めるだけでなく炎症を抑える作用もあります。
アセトアミノフェンとロキソニン・ボルタレンなどの非ステロイド性消炎鎮痛剤に分類されています。
痛みの原因そのものを治療するものではなく一時的に痛みの症状を抑える作用があります。炎症がある程度収まっても原因となる炎症そのものを治療しないとまた同じように痛む可能性があります。
アセトアミノフェン
カロナール
鎮痛・解熱作用があります。
カロナールは安全性が高く、胃腸障害や腎機能障害が少ないため、小児、高齢者や妊婦さんにも使用しやすいです。
非ステロイド性消炎鎮痛薬
ロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム)
歯科では最も処方することが多いお薬になります。
ボルタレン
ロキソニンよりも強い痛みを抑える効果があります。親知らずを抜いた後やロキソニンで痛みが引かない場合などに処方します。
抗生物質
当医院でよく処方する抗生物質は、サワシリン、メイアクト、ジスロマック、クラビットなどとなります。
歯科では、抗生物質は親知らずが腫れる、歯肉が腫れた時及び抜歯時に処方されることが多いです。
サワシリンなど(ペニシリン系抗生物質)
フロモックス・メイアクトなど(セフェム系抗生物質)
クラビットなど(ニューキノロン系抗生物質)
抗生物質は、細菌による感染症を治療するためのお薬です。
感染症は細菌だけではなく、ウイルスなど他の原因で起こることも多いですが、 抗生物質は細菌にしか効きません。
抗生物質は症状が収まってきても飲むのをやめたり、飲んですぐに効果が出ないからといって飲まなくなるのは絶対にやめましょう。
飲み終わっても体の中で一週間くらいは効果がありますので出された分は飲みきることが大事です!
胃腸薬
抗生物質の中には胃腸を荒らして潰瘍を起こしやすくするものがあり、抗生物質と一緒にお出ししますので一緒に飲んでください。
うがい薬
うがい薬は口腔内を清潔にするために使用します。主に抜歯の消毒後にお出しします。
塗り薬(口腔用軟膏)
口内炎ができてしまった方や口腔内に傷ができている方へ塗り薬の処方も可能です。お困りの際はご相談ください。
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