こんにちは。浦和もちまる歯科院長 歯科医師の 持丸みずきです。
「白い歯」は人々の強いあこがれ。ご覧になっているあなたも、「芸能人のような白くて美しい歯になる方法」をお探しではないでしょうか?
セラミック、歯磨き粉、食生活に気を遣う…などなど、方法は様々ありますよね。
中でもホワイトニングは芸能人やモデルの方々が多く利用している方法でしょう。
一般の方々も定期的に利用でき、気軽に歯の着色を取り除いて美しい歯に近づけることができます。

しかし、見た目に直結する部分であるだけに、ホワイトニングをお考えの皆さまは様々な不安をお持ちです。
「高額すぎると手が出せない」
「絶対に後悔したくない」
「審美歯科に行ったほうがいいの?」
「自分でできる方法はあるの?」
そんな疑問を解消するため、本記事では、ホワイトニングに関する知識を、歯科院長である私が徹底解説します!
こんな人におすすめ
- ホワイトニングの方法や仕組みについて知りたい
- ホワイトニングの相場について知りたい
- ホワイトニングの歯科医院選びで失敗したくない
- できるだけ安く、自分で歯を白くする方法があるのか知りたい
別記事にて、ホワイトニングでよくある24の質問に一問一答形式で回答しています!こちらも併せてご覧ください!

そもそも、ホワイトニングって何?

ホワイトニング(teeth whitening)とは、その名の通り、「歯を白くする」ことです。
コーヒーやタバコで着色したり、黄ばんだ歯はどうしても不潔に見えてしまうもの。
浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニックでは、着色による歯の色を気にされて、来院する方がほとんどです。
また、芸能人やインフルエンサーなど、見た目を売りにする人々は特に、歯の白さを重視していますよね。
彼らの歯の美しさに憧れて、「自分もホワイトニングしたい!」とお考えの方も多くいらっしゃいます。
以下では、従来行われていたホワイトニングの方法と、現在主流となっている「漂白法(ブリーチング)」について解説します。
以前は歯を削っていた?!

従来の歯科治療では、変色をすべて覆い隠すために歯質を削去し、ラミネートべニアやレジン前装冠などで修復していました。
しかし、歯を削るホワイトニングは歯に著しい非可逆的な侵襲を加えるものであって、術後に以下のような問題が発生することもしばしばあったのです。
従来の問題点
歯は一生モノの財産。歯を白くするために、このようなリスクを取るのは、なかなか勇気が必要ですよね。
漂白法(ブリーチング)なら、低リスクで安心!

歯の健康リスクが多かった従来のホワイトニングに対して、現在主流となっている手法は「歯の漂白法(ブリーチング)」と呼ばれています。
専用の薬剤を歯の表面からエナメル質までの数ミリに侵入させ、汚れや色素を直接強力に脱色する手法です。
漂白法の特徴
ホワイトニング剤の成分の安全性や問題点について詳しく知りたい方はこちらもご覧にください!

歯科院長が推奨する3つのホワイトニング方法

最もオーソドックスで、もちまる歯科の院長である私が推奨する2つの方法をご紹介します。
- オフィスホワイトニング:歯医者で行うホワイトニング
- ホームホワイトニング:自宅で行うホワイトニング
①歯医者で一気に仕上げる『オフィスホワイトニング』

オフィスホワイトニングは歯科医院にて歯科医が行う歯の漂白です。
オフィスホワイトニングの特徴
- 歯科医院(オフィス)にて歯科医師もしくは歯科衛生士が行う
- 1回の施術は60~90分ほど
- 数週間の期間をおいて通常2回または3回の通院で施術する
- 非常に濃度の高い過酸化水素水(オキシドール)が本体のホワイトニング剤
- ホワイトニング剤を歯の表面につけ、化学反応や光で活性化させて漂白を行う
- 最低1回の来院でも効果が得られる
結婚式や成人式の前撮りなど、「時間をかけずに今すぐ歯を白くしたい!」という方におすすめしています。
ただし、以下の点には留意が必要です。
- 患者様により効果のばらつきが大きい
- 歯の表層部分に漂白が限定されるため、後戻りしやすい
- 強い液を使用するため、しみることがある
手間を掛けずに絶大な効果のあるホワイトニングを希望される方は、オフィスホワイトニングがぴったりです。
以下では、当院でおすすめしている2種類のホワイトニングプランをご紹介します!
1dayスーパーホワイトニング

アメリカで話題のスピードオフィスホワイトニングであるオパールエッセンスブーストを導入しました。
1dayスーパーホワイトニングの特徴
- 1回で見違える程の白さを手に入れることができる強力なオフィスホワイトニング材
- 知覚過敏材のウルトライーズと併用することで、しみる痛みをほとんど感じることがない
マイルドホワイトニング

マイルドホワイトニングは、一般的な濃度のホワイトニング剤を使用した施術です。
マイルドホワイトニングの特徴
- 刺激が少なく、しみる心配が少ない
- 白さを保つために定期的な通院が推奨される
- 初めての場合、1~2週間後に再度施術を受けると白さを実感しやすい
詳細を知りたい方は、当院までお問い合わせください。
②自宅でのんびり『ホームホワイトニング』

ホームホワイトニングは、歯科医の指導を受けながら、患者さんが自宅で行う歯の漂白です。
ホームホワイトニングの特徴
- 歯の型取りをして作成したマウスピース(カスタムトレー)を使用する
- 夜間にホワイトニングジェルを塗布したマウスピースを6~8時間ほど装着する
- 安全性の高いホワイトニング剤を使用する(過酸化尿素が主体)
- 日数をかけて白くしていくため、患者様による効果のばらつきが小さい
- 歯の内部までホワイトニングされるため、後戻りしにくい
当院では、患者様ごとのご希望や状態により、4種類のホームホワイトニングをご用意しています。
詳細を知りたい方は、当院までお問い合わせください。
③オフィスとホームのいいとこ取り『デュアルホワイトニング』

番外編になりますが、上で紹介した「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」の両方のいいとこ取りをする方法もあります。
「デュアルホワイトニング」と呼ばれるホワイトニング方法です。
例:『オフィスホワイトニングで一気に歯を白くしたあと、白さをキープするためにホームホワイトニングも併せて行う』
歯の白さを徹底的に保ちたい方、どちらか片方だけでは満足できないといった方におすすめです。

ホワイトニングの3つの注意点

さいごに、ホワイトニングを行う際に気をつけるべき3つのポイントをご紹介します。
①すべての歯を完璧に白くするのは難しい
すべての歯はホワイトニングによって、1~2段階は白くなります。黄ばみ程度の着色なら、改善は十分に可能です。
しかし、テトラサイクリン歯のような象牙質の変色や黒変に対して、ホワイトニングの施術のみで完璧に白く仕上げるのには限界がある場合もあります。
②ホワイトニングできない歯がある
以下のような歯は、施術の対象外となる可能性があります。
- 虫歯
- エナメル質に割れ目がある歯
- 充填物(レジン充填・インレーなど)が古くて周囲に隙間がある歯など
理由は、ホワイトニングに使用する漂白剤が歯の割れ目や隙間に侵入して象牙質に到達すると、歯髄炎を起こして歯がしみたり、疼痛を起こす恐れがあるからです。
③結果に満足いかないこともある
患者さま自身が「歯の漂白」に対する審美的イメージを非常に強く持っていることもあります。
「思っていたより白くならなかった」
「薬剤で知覚過敏になった」
このような不安や不信感が募ることもありえるでしょう。
様々な問題が起こりえることを十分理解したうえで、漂白を行う前に十分なインフォームドコンセントを行うことが必須です。

まとめ

本記事では、歯を白くするための人気施術である「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」について解説しました。
2種類のホワイトニングも、さらに詳しく見れば、様々なタイプがあります。
当院では、患者さま一人ひとりの希望と口腔環境に合わせ、最適なプランで施術を行うことが可能です。
また、ホワイトニングコーディネーターの資格を持つ衛生士が施術を行わせて頂きます。
本記事を読んで、ホワイトニングに関する疑問やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。
浦和で歯科をお探しの方は、浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニックまでお問合せ下さい。
ホームページ、またはお電話(0488241182)にてご予約をお受けしております。
