自分に合った歯ブラシ、使ってますか?3つのポイントを確認しましょう!
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カテゴリ: 虫歯・歯周病ケア
皆さんは、自分の使い慣れた歯ブラシやお気に入りの歯ブラシはありますか?
「いつも決まった歯ブラシを使っているが、他にも磨きやすい歯ブラシがあるなら使ってみたい」
「ランダムに歯ブラシを選んでいるが、実はどれが良いのかよくわかってない」
ドラッグストアに並んでいる歯ブラシは多種多様。種類が多すぎて、なんとなくで選んでいる人がほとんどなのではないでしょうか。
最適な歯ブラシ選びは、お口の健康を保つうえで、とても重要なもの。
自分の歯や口内環境に合った歯ブラシを使わなければ、磨き残しによる虫歯・歯周病リスクが高まるからです。
本記事では、皆さまそれぞれが、自分に合った歯ブラシを選ぶための3つのポイントを解説します!
こんな人におすすめ
- 一生懸命歯磨きをしても、口臭が改善しない
- 磨き残しをしたくない
- ドラッグストアで毎回歯ブラシ選びに悩みたくない
歯科医院おすすめの歯周病予防歯磨き粉もぜひご覧ください!
歯ブラシ選びは、3つのポイントに着目しよう
どのメーカーのどの歯ブラシにおいても、共通して見るべきポイントはたったの3つ。
- 毛先の形状
- 毛のかたさ
- ブラシヘッドの大きさ
①毛先の形状
フラットタイプ
最もスタンダード。毛先が平で均一に揃っているのが特徴
歯垢や汚れの除去に適していて、虫歯の予防を特に気をつけたい方におすすめです。
毛先が細いギザギザタイプ
歯周病や歯肉の状態に特に気をつけたい方におすすめ!
毛先が細く、歯と歯ぐきの境目の汚れをお掃除しやすい歯ブラシ。
毛が柔らかいものも多く、歯肉を痛める心配も低いのが特徴です。
タフトタイプ
先端が尖った形が特徴。
普通の形状の歯ブラシでは届かないような奥歯の裏側や、歯の溝、歯と歯の間などを磨くのにとっても便利です!
磨いているようで磨けていなかった部分もこれがあるとキレイに磨けます。
②毛のかたさ
市販の歯ブラシのかたさは、「かため」「ふつう」「やわらかめ」の3種類に分かれています。
「かため」の歯ブラシ
メリット:しっかりと磨けて、歯垢を落とせる
デメリット:歯の表面のエナメル質や歯ぐきを傷める可能性がある
「やわらかめ」の歯ブラシ
メリット:歯の表面や歯茎に優しく、口内を傷めずに磨ける
デメリット:汚れや歯垢を落としきれない可能性がある
「ふつう」の歯ブラシ
メリット:歯垢をきちんと落とすのに最適で、口内も傷めにくい
デメリット:以下の条件が人によって違うため、一概に「ふつう」を選ぶべきだ、とは言い切れない
- ブラッシング方法
- 歯磨きにかける時間
- 歯質
- 歯肉の状態 など
毛のかたさは、かかりつけの歯科医師に一緒に考えてもらうのが理想的ですね。
③ブラシヘッドの大きさ
歯ブラシには、ブラシヘッドの大きさにも違いがあります。
口の中のスペースの大きさに個人差があることから、適切な大きさのブラシを選ぶことで、磨きやすさを左右する要因になるでしょう。
大きめサイズが向いている人
以下の条件にあてはまる方は、大きめのブラシヘッドが良いかもしれません。
- 口が大きい方
- 歯の面積が大きい方
- 短時間で歯磨きをしたい方
- ざっくり磨きたい方
大きめの歯ブラシは口のサイズに合っていないと磨き残しができやすいため、注意が必要です。
小さめサイズが向いている人
以下の条件にあてはまる方は、小さめのブラシヘッドが良いかもしれません。
- 口が小さい方
- 女性
- 成長期のお子さま
- ゆっくり慎重に歯磨きをしたい方
- 絶対に磨き残しをしたくない方
歯を細かく丁寧に磨くことができるのが、小さめのヘッドを選ぶメリットです。
3つのポイントを総合的に判断して最適な歯ブラシを選びましょう
上でご紹介した3点ですが、各歯ブラシメーカーから様々な組み合わせのものが発売されています。
ご自分の好みで組み合わせを決めるのも良い方法ですが、まずは歯科医院で相談してみるのをおすすめします!
特に歯ブラシ選びに注意する必要があるのは、歯肉炎や歯周病のリスクを持っている方です。
歯ブラシのタイプによっては痛みを感じやすく、磨き残しなどで炎症が悪化しやすくなるなどのリスクが高いからです。
口内環境に不安がある方は、まずは歯医者さんに相談して、おすすめの歯ブラシを教えてもらいましょう!
正しい歯磨きの方法を確認することも大切です。定期的にセルフチェックを行いましょう。
番外編:歯ブラシ以外のケアグッズ
歯ブラシでどんなに徹底的に磨いても、細かい歯の隙間などには汚れが残ってしまいますよね。
日々のブラッシングに+αで使える、デンタルケアアイテムを最後に2つご紹介します!
デンタルフロス
歯と歯の間専用の清掃グッズ。
指に巻いて使用します!
歯間ブラシ
歯と歯の間を清掃するグッズ。
フロスを上手く使えなかったり、歯と歯の隙間が大きめの方におすすめです。
無理に通そうとすると歯肉を傷つけてしまうことがあるので注意しましょう!
その他、歯ブラシでは取れない隠れた歯垢を取り除くケアアイテム特集を併せてご覧ください!
まとめ
自分に最適な歯ブラシ選びは、お口の環境や口臭の有無を左右するものです。
歯磨きをしているのに「口臭が改善されない」、「歯茎の腫れがおさまらない」といった悩みをお持ちであれば、お使いの歯ブラシの種類を一度確かめてみると良いかもしれません。
また、歯ブラシは、1ヶ月での交換が良いとされています。取り替えのサインは、毛先の開きです!
一度口腔ケアに最適な定番ブラシを決めてしまえば、これから歯ブラシ選びで失敗するリスクを回避することにもつながりますよね。
今回を機に、ぜひ歯医者さんに相談してみてはいかがでしょうか?
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